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インドネシアと日本のギャップ

 時の流れは早いもので、インドネシア渡航してから一ヶ月がすぎてしまいました。今回はインドネシアで感じた、日本とのギャップを少しだけ綴っていこうと思います。

インドネシアは物価が安すぎる?

 ホームステイの時のこと。

 ホストファミリーと一緒に住居を散歩していたときに、立派な住居を見て、この住居は二万円くらいだと教えてくれました。立派な住居というのも、二階建てで、車が何台もあって、見るからに敷地面積の大きな家です。日本の豪邸とまでは行きませんが、少なくとも一般的な民家よりは遙かに大きな家でした。その言葉には私も驚愕でした。確かに物価が安いとは聞いてはいたのですが、そこまで安いことにびっくりしたものです。

後のトヨタの社員さんの話で、インドネシア人の平均月収は大体日本円で五万円とお聞きしましたが、物価の高い日本だと間違いなく破産してしまう値段です。

 それほどインドネシアはまだまだ物価が安いのですが、スーパーに行くと日本とほとんど変わんねーじゃん!みたいな値段ばっかり。前回の記事で触れたとおり、私たちの訪問したスーパーが高級そうな場所だったからかもしれませんが。

 

 ところが変わってコンビニではポカリスエットが日本の値段の三分の一くらいで売られていました。また、お酒は、日本より大幅に高かったのですが(イスラム教の影響?)、なぜかビールは日本とほぼ同じ値段でした。場所や物品によって値段に差がありすぎる印象を持ちました。


 まだまだインドネシアの通貨、ルピアは価値が低く、日本の1円がインドネシアでの120ルピアに相当するそう。日本の物価が高すぎるとはいえ、通貨の価値の低さ、ものにはよりますが物品の安さから、インドネシアがまだまだ成長している途中なのだと再認識させられました。

 

インドネシアスマートフォンが普及している?!

 こちらは、インドネシア最大のモスクを訪れたときのこと。

 そこには、少し奇妙な光景がありました。というのも、そこにいる子供のほとんどがスマートフォンを持って遊んでいるという光景。発展途上国新興国はお金がないから、スマートフォンを持てないものだと思っていましたが、そんなことは全くありませんでした。どこへ行こうとも、子供から大人までスマートフォンを持ち歩いているように見えました。どうしてここまで子供たちがスマートフォンを持たされているのでしょうか。日本であれば、小さい子供には、スマートフォンを買い与えない家庭が多いと思っていたことから、新興国インドネシアで、この光景を見たことがすごく印象に残りました。

 

 調べて見ると、新興国や途上国でのモバイル、すなわち携帯電話やスマートフォンの普及は、固定回線が必要のないという理由もあり、今や普及率の低いアフリカ諸国であろうとも、80.8%と5人に4人以上の人々が、モバイルを持っている様子。モバイルの普及率は、先進国、新興国、そして途上国の間でそれほど大差がなくなってきているのです。

ところが、インターネットとなると、途上国や新興国ではまだまだ普及はしていないそうで、先進国とは、格差が大きいようです。そのため、固定回線が普及していなかったりしていますが、スマートフォンの普及により、モバイル経由でのインターネットの普及はかなり広がってきている感じだそうです。

引用源のリンクを張っておきますので、是非お読みください。

 

引用:総務省|平成29年度版 情報通信白書|世界におけるICTインフラの広がりとインフラ輸出の現状

www.soumu.go.jp

 

 話を戻して、どうしてインドネシアではまだ小さい子供たちがあんなにもスマートフォンを持っているのでしょうか。そもそも、本当にインドネシアの子供はスマホを持っているのでしょうか。こちらも調べて見ると、インドネシアの子供のスマホ保有率はなんとインドネシアの大人の2倍だそう。こちらも下にリンクを張っておきますので是非ご一読ください。

 インドネシアでは、スマホを持たなければならないほどの治安なのか、それとも我々の訪れた場所がジャカルタだけであるため、富裕層、中間層しか目にしてないからなのか、それとも他の理由なのか、結論づけることは難しいのですが、未知の新興国でこのような光景が広がっていることに、驚きを隠せませんでした。


引用:世界の子どものケータイ利用実態……日本は保有率57%、開始ピークは15歳

www.rbbtoday.com

さいごに

 今回の渡航では、インドネシアという新興国において、日本における常識が通じないことはわかってはいましたが、いい意味で期待を裏切られた思いがしました。

 さて、今回はこれくらいにして締めくくろうと思います。また次回お会いいたしましょう。

 

それでは。