じぇねろぐ。〜for new generation〜

世界のこと、留学のこと、ありのままに

はじめまして。

 舞台は砂塵とゴミ袋舞いあがる常夏の島国。ASEANの盟主とも言われる超大国インドネシア

 私たちはここで充実した素晴らしい経験をしてきました。

この経験をより多くの人に発信したい。

「私たちはこんなにすごい経験をしたんだ」、と自慢したい。

そう思い、ブログを開設しました。

 

 申し遅れました。はじめまして。私たちは東北大学に通う学生です。

 私たちのブログに訪れてくださり、ありがとうございます。そのままちょっとだけ、時間をください。ぜひ、最後まで読んでいってください。きっと後悔はさせないので。

 

 

 JENESYS2018

 

 私たちは東北大学のチームとして、アジア大洋地域における対日理解促進交流プログラム、「JENESYS 2018」の大学生派遣プログラムに参加する機会をいただいき、3/5から3/13までの8日間、インドネシアの主にジャカルタ市を訪問してきました。今回の派遣事業は税金によって賄われており、私たちは軽微な費用負担のみで大変有意義な経験をさせていただくことができました。

 能動的に学ぶ姿勢を持つ人には、貴重な経験をできるように門戸が開かれていることを実感しました。この経験をより多くの方々に還元できるよう、私たちは今後も何かしらの活動を続けていく予定です。

 実はこのブログも、私たちの経験を還元しようとスタートした試みの一つです。

 

 リンクを下に貼っておくので、プログラムについて詳しく知りたい方は、ぜひぜひ、そちらをご覧ください。

 

www.mofa.go.jp

 

www.mofa.go.jp

 

インドネシアって、どんな国?

 

 はい、お堅い話はこのあたりでやめにして。

 インドネシアに実際に訪れて感じたことを軽く紹介します。

 

 私たちが行ったインドネシアは、とにかく素晴らしい国でした!

 ご飯はとてもおいしく、行き交う人々は皆、親切でした。

 そしてなによりも、活気にあふれ忙しなく変化しており、めまぐるしいスピードで成長を遂げている様子を肌で感じることができました。

 道路を走れば、あちこちで新しいビルや地下鉄駅の建設が進んでいる様子が目に飛び込んできました。

 実は、この地下鉄建設ですが、日本の企業が建設に携わっているのだとか。私たちが滞在したホテルにその関係者の方も滞在しており、たまたまお話を伺うことができました。この地下鉄のお話は、大使館やJICAオフィスを訪ねた際にも、日本が行なっている技術支援の具体例として、度々耳にした話題なので、かなりホットな話題みたいです。

  

 また、私たちが滞在した環境は決して不自由することがなく、非常に先進的でした。「発展途上国」に対する偏見めいたイメージはたちどころに崩れ去りました。

 現地の方々はとても高いモチベーションで技術発展のため努力を積んでいました。私たちも彼らと同じように努力していかなければ、今のように余裕を振りまいて足踏みしていては、いつか彼らに置いていかれてしまうと軽く恐怖心さえ抱きました。

 一部の界隈では、インドネシアは2045年には日本をも越える経済大国に成長し、世界の「ビッグ5」の仲間入りを果たすという予測さえあるそうです。

 技術先進各国がODAなどをはじめとして、技術支援をしている現状ではありますが、彼らの活気とモチベーションをみていると、私たちが「先生」のような立場でいられる分野はあっという間になくなってしまうのではないかと感じます。国際的な競争力を維持するために私たちにできることは、追随を許さないようなモチベーションで、革新的な技術を次々に開発していくことなのではないかと思います。

 

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ジャカルタ市内の様子です。とっても近代的な都市でした。


 

 

 さらに、インドネシアは熱狂的な親日国家でした。

 とても暖かく私たちを歓迎してくれました。おかげで不自由なく楽しい滞在になりました。

 観光地では、行きずりの現地の人たちが「一緒に写真を撮ろう」と接近してくるくらいに。観光していたつもりが、いつのまにか撮影会になっていました。赤ちゃんを抱くように渡されたときは本当に驚きました。親しげに受け入れていただけることは素直に嬉しいものでした。

 1週間すごしただけなのに、インドネシアという国がとても好きになりました。

 しかし、この親日感情は、私個人が何かをなした結果として向けられた産物ではないので、今後、なにかをフィードバックできるように頑張っていかなければ、と思います。

 

おわりに。

 

 今回、私たちが見たものが、インドネシアという国の全てではないと思います。それでも、素晴らしい人たちに出会い、暖かく楽しい思い出ができた1週間でした。

 出会った人たちはみな、住む国も地域も、学ぶこともバラバラで、何か一つ違っていたらきっと巡り合うことのなかった関係です。現地で親しくなった人たちや、共に派遣され助け合った日本の大学生たちと、「Keep in touch」していくことはとても難しく、エネルギーが必要なことだと思います。

 でも、この楽しかった時間を共にすごしたかけがえのないメンバーが、そして、彼ら彼女らと共有したこの楽しかった感情や火照りが、ただの一過性のもので終わり、時間の中で褪せてしまうとしたら、それはとても寂しいし、あまりにも残酷だと思います。

 だから、私は文章を書きます。私が感じたこと、感情、その言葉にならないニュアンスや熱量。それらを言葉の隙間に、文のリズムや音程に封じ込めて。決して冷めないように。決してなくならないように。

 彼ら彼女らとは、これからも、互いに励まし合い、また、互いに良い影響を与え合えるような仲間であり続けたいと思っています。

 そんな風に思える同士と出会えた私は、本当に幸せ者だと思います。

 

 私たちの活動の詳細については追って投稿すると思います。

 

 それでは。